バレーボールは火の鳥ニッポンていうんだ。 - めんどくさい日常を打破するための、独身男の本音とガス抜き。

バレーボールは火の鳥ニッポンていうんだ。

話題を変えよう。明日から始まる。



昨年の世界選手権では、ついに3位になった。
ぱっと見ると勝てそうにないチームが三つか四つあるのだが、
相手の都合等々も関係して、いよいよ3位。


バレーボールも、女子の活躍ばかりが目立つ昨今だ。
どうしてだろうか。

男子はやっぱ体格的に無理なんじゃね?



誰かが言ってたけど、結局バレーボールは、身長がなきゃできない、と
言っていた。

確かに女子も180センチ台後半の選手が出てきて、強くなった。
セッターは未だに159cmだというのに。

男子は、高さでは決して負けていないはずだが、
なぜか上手くいかない。

とはいえ、オリンピック出場は果たしたので、
何らかの改善はされているんだろう。

どちらもオリンピック金メダルの歴史があり、
どちらもプロリーグがある。

それなのに、なぜか最近は女子が先に行く。


女子のほうが競争が激しい?





男子の世界では、絶対的なエースというものが、
ここ数年存在しなかったように思う。

中垣内、以来かな。まあそれでも世界的には並み。
その前だと・・・という世界だ。河合俊一はセンターだし。


山本隆弘が一時ブレイク仕掛けたが、どこかひ弱で、
全盛期は他が弱すぎてピークを終えてしまった。

清水が出てきてからも少しプレーしていたが、
パワーの違いは歴然としていた。

ガッツだかゴッツだかという、真面目そうな選手もいたが、
どうも繊細なのかプレッシャーがかかると決め切れない。

最終的に植田監督は、一緒にプレーしていた世代の
荻野を代表に復帰させ、オリンピック出場を決めた。


一方女子には、作られているのか実際出てきているのか知らないが、
次々にニューヒロインが誕生する。


女子のほうが競争に適している?



今から10年ほど前、18歳のツインエースの誕生に日本が湧いた。

大山加奈と栗原恵、パワフル加奈、プリンセスめぐ、という、
とてつもなく対照的な取り上げられ方をして。

その前の世代には、佐々木みき、高橋みゆきという選手がいた。
一時代を築いた、まではいかないかな。好きな選手ではあったが。

さらには、大林素子、中田久美という世代もあった。

現在は。

二人のヒロインがの少し後に高校生で代表入りした、
木村沙織が絶対的なエースになった。

一番最近でいうと江畑、迫田といった選手も活躍している。

ここ10年で変わらないのは、「世界最小最強セッター」という
コピーがまさにぴったりの竹下ぐらいだろうか。



ケガがちながら、栗原もまだプレーしている。
大山加奈は腰を痛め、早々に引退してしまった。

サイクルが早いというか、見た目通りハードというか、
練習しすぎというか。とにかく次から次へと現れる。


もうその下の世代にも、双子で大きい子がいるらしい。


ホントにいつからだろう。こんなに選手層が厚くなったのは。


日本が世界で勝つために。




あの、なでしこジャパンの世界制覇以降、バレーボール女子代表も、
世界の頂点を目標に置いているという。

なでしこジャパンの世界制覇の大きな要因は、
こだわるべきベテランにこだわり、変えるべき若手を積極的に起用したこと。

何より、ドイツ戦に勝った事が、優勝に大きく貢献したと、
私自身は考えている。あの勝利がなければ、すべてなかったのだ。

アメリカ戦については、澤穂希の神がかり的な力と、
宮間あやに降りてきた幸運によるところも大きかったが、
アメリカ戦についても同じ事が言える。


バレーボールでは、世界と戦う武器として「スピード」を磨いているという。
世界最速で、人数をかけた複雑なコンビプレー。

それはもちろん、攻撃面での話だ。


なでしこジャパンが成功した最大の理由は、「守備」である。


守れるようになったなでしこの理由



スピードの最大の弱点は、「ブロック」である。
それは、サッカーもバレーも同じ。高さと人数をかければ、それなりに防げてしまう。

あのメッシですらも、引いた日本相手に得点を奪うことができなかった。


なでしこジャパン最大の成功の要因は、ベテランと若手、
そしてそれを「守備」に活用したことだ。


具体的には、澤をボランチに置き、ボール奪取とポゼッションを高める。
最終ラインに20歳の熊谷を置き、エースマークをさせる。
サイドにスピードのある鮫島を置き、ウィークポイントを作らない。

特に、海外選手に体で負けない女子のディフェンダーを初めて見た。
熊谷は、もっとも優勝に貢献した選手の一人だと思う。


つまり、失点しないこと。それが、優勝できた大きな要因である。


そりゃそうだ、ってなるでしょ?

何点取れても、何点も取られたら、勝てないのである。



なでしこの話乗ってきた。



まあ、もう少し細かく言えば、阪口や宮間
大野、近賀などを若いころから使って中堅に仕上げる。

よく考えれば、岩清水も安藤も丸山も永里も、代表入りは若かった。
若くして代表になった選手が大人になって出来たチームだ。

そして、ポイントで岩渕を使う。
岩渕は女子サッカーでは新世代、新人類だ。
先輩達を前にして、躊躇なく使う。

計画通りってとこだ。

まあ、川澄に関しては、育成年代の代表経験はあり、
フィジカル的データが人並み以上だという事は
把握していただろうから、後は出すタイミングだけだっただろう。

誰かが不調な時を待つ。今回それがやってきた。
彼女に関しては非常にクレバーで、当たり外れが非常に少ない。

体調が悪くても人より走れるし、
ダイレクトプレーも上手で頭も良い。
非常にユーティリティなプレーヤーだ。

最後のピースは、GKだった。
そしてそれが埋まった時、なでしこは世界一になった。


若くして代表入り・・・男子は意外と伸びない。



バレーもサッカーも、女子の育成年代には
まだまだ有望な選手がいる。

特に横山なんてのは楽しみだ。
u-20ワールドカップで見せた、6人抜きのゴールは見事だった。


そして、バレーもサッカーも、若くして代表入りした選手が、
きちんと長期にわたって活躍を果たし、チーム力を高めている。


しかし、男子ではそれがなかなかできない。


若くしてデビューした清水は、未だにつきぬけきらないし、
香川真司も好調不調の波が激しい。
他にもアイドル扱いされた途端に成長が止まる選手は記憶に新しい。

代表的なのは前園だ。

U-23のオリンピックで素晴らしい活躍をし、代表でも一時期活躍したが、
徐々に走れなくなり、表舞台から消えた。ワールドカップのピッチにも立てなかった。

もっと前でいえば、磯貝、菊原、市川や小野も伸びきったとは言えない。
稲本はそれなりに結果を出したと言えるが、ゴールデンエイジの中には、
すでに引退した選手もいる。

サッカーの世界では、育成年代のスターがものになる確率は、
非常に低いと言わざるを得ない。徐々に上がってきたかな。


それでも、サッカーがザックになってから好調なのは、
むしろ育成年代を終えて成長した選手が好調だからだ。

内田と今野と吉田麻也ぐらいかな。若くしてA代表に入ったのは。香川と。
もうピークを過ぎてしまったが、楢崎や川口も若かったかもしれない。

前田、李、ハーフナー、本田、遠藤、長谷部、長友、岩政、岡崎、藤本。

見事にオリンピック世代以降に代表の主流になった選手ばかりだ。
まあ、長友はオリンピック代表期間中かな、主流に入ったのは。

それは、彼らが「挫折感」を持っていたから、逆に良かったのかもしれない。
遠藤が長らく代表でレギュラーを獲得できなかったのは有名な話だ。


それが逆に、中田英寿のように、10代からA代表に呼ばれて
活躍していたら、今頃どうなっていたかはわからない。


原口元気が今の代表では最年少だろうが、彼も今のプレースタイルのまま
これからずっと活躍できるとは思えない。

男子のスポーツが強くなっていくために




私が決定的に男女で違うと思うのは、練習量だ。
男子のほうが、圧倒的に練習量が少ないように思う。


練習量というか、はっきり言ってしまうと、「フィジカル」だ。
走れるでも良い、強いでもいい、高いでも良い。

育成年代ではフィジカルにあまり差がないが、
成人段階になるとフィジカルの差は非常に重要になる。


それがどうしてかはわからないし、個人的な差もあるだろうが、
若くして代表入りし、その後ダメになって行く選手というのは、
明らかにフィジカルが弱くなっているからだ。

スター選手になり、中心選手になると、
おそらくはフィジカルを徹底的に鍛える機会というのは、少なくなる。

バランスが崩れるのを恐れたり、ケガを回避する事が最優先になるからだ。

それが、ハングリー精神の欠乏といえばそうかもしれないが、
それはチームの都合による犠牲という気もしないでもない。


北京世代はオリンピックで惨敗を喫したが、
その敗北を糧に、その世代の選手たちはそれぞれ大変な努力をした。

その多くが海外でプレーしているように、高い意識がそれを支えている。


アテネ世代も、思うような結果を残せなかった。
その思いを、トゥーリオや松井、阿部や大久保、駒野らが南アフリカで発揮した。

彼らに共通しているのは、「フィジカル的に凄く強くなった」ことだ。
トゥーリオ以外はw


結果、フィジカルというきついものを受け入れるのは、ココロ。




思えば、バレーの女子代表も、背の高い選手が多くなったし、
竹下ですら背は小さいがフィジカルは非常に強さを感じる。佐野もそうだ。

だが男子バレーの代表は、大きくてもひ弱だったり、スピードがなかったり、
パワーがなかったり、どうしてか伸び切る事が出来ない。


岡崎や本田が韓国の密集の中でボールをキープできたり、
香川が体を付けて前傾姿勢のままドリブルですり抜けていったり、
前田や李、ハーフナーのプレーを見るにつけ、フィジカルの強さを感じる。

ハーフナーは大きいだけで、フィジカルが強いわけではなく、
むしろその点は課題だったはずだ。

彼らは確実に、「鍛えて」、そうなった。


単純な事だが、なでしこジャパンも、ここ数年フィジカルの強化を
嫌というほど行ってきたらしい。

若くして代表に入ってスターになっても、一番きついトレーニングをする。
澤穂希もアメリカに渡った20歳のころ、必死でウエイトを行っていた。



勝ちたければ、鍛える、それだけだ。





男子のサッカーが最近調子が良いのは、「長友」という存在も欠かせない。
「長友」=「フィジカル」であることは言うまでもない。
それも、後天性のフィジカル、彼が自ら作り上げたものだ。


若くして代表に入れるような逸材の育成に、
必ずしも成功していない男子サッカー界を救ったのは、
彼ら、「挫折世代の台頭」以外にはありえない。


男子バレー界にも、もしかしたらそんな存在がいるのかもしれない。
何より、監督の植田が一番「勝ちたい」という気持ちを感じる存在では、
先が見えないし、見ていても面白くない。

負けていても、最後までがむしゃらにプレーする体力ぐらいは、
期待したいものだ。


大体男子バレーの選手は、ちやほやされすぎじゃないか。

世界で勝てる勝てないにかかわらず、ついて回る女性ファンというのも、
選手をダメにしてしまうかもしれないと思えば、
選手もファンも、もう一回り成長を期待したいところである。


まあ、どちらにしても、明日から始まる世界バレーにおいて、
今回は男子代表に、「大和魂」たるフィジカルを見せてほしい。

そして、新たなる魂の登場に、期待したい。


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